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既卒の面接の流れと実際に聞かれた質問&対策を徹底解説【2024年3月】ガクチカと自己紹介テンプレ付き

こんにちは。

昨年22卒として既卒就活をおこなったあおいです。

「既卒がよく聞かれる質問&それらの受け答えの仕方を知りたいなあ」
「面接でなぜ就職しなかったのか聞かれたときに面接官を納得させたい」
「既卒がするべき面接対策について知りたい」

このような悩みありませんか。

私は就活をしていた時、ずーっと感じていました。

しかし既卒就活を行っていた人は周りにほとんどいないし、ネットで調べて見つけた面接対策もどれも表面的なものばかり…

そこで、30社以上面接を受けた経験を踏まえ「当時、自分が欲しかった情報」をメインに、既卒の面接対策について話していきます。

早速、解説していきます。

この記事を書いた人

執筆者:あおい
20年夏から新卒に混じって既卒就活を始める⇢既卒の就活サイトと新卒の求人サイトの両刀使いで21年の夏に第一志望の大手広告代理店2社に内定をもらう⇢22卒として春から社会人として働く
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既卒面接の自己紹介の王道パターン

既卒 面接

まずは王道の自己紹介と、注意点について解説します。

  1. 名前
  2. 出身大学と学科
  3. 面接でメインの話題にしたいこと(学生自体の話、バイトの話など)

「え?これだけでいいの?」と思われる方もいるかも知れませんが、これくらい簡潔でOKです。

理由はこれから解説しますね。

まずは名前と出身大学については鉄板なので問題ないかと思います。

気になるのは③だと思います。

面接はだいたい、自己紹介を聞いて面接官が気になった部分について深ぼられる形がほとんどです。

つまり面接の話題をこちらでコントロールすることがある程度は可能です。

全てを話さず概要のみ話すことで、「もっと詳しく知りたい」と思ってくれます。

※また話しすぎると、質問の確度によっては予想だにしていない方向に話が進んで、自分で自分の首を締めてしまうことになりかねます。だいたい30秒くらい(150文字くらい)の自己紹介で十分でしょう。

❏例文
はじめまして、〇〇大学出身の〇〇と申します。
大学は理系学科に所属しており、中でも生物化学という分野の研究を行ってきました。
また学業以外では学園祭運営に力をいれて取り組んで参りました。
現在は飲食店でアルバイトをしつつ既卒として就職活動を行っています。
本日はお忙しいところお時間を頂いてありがとうございます。
よろしくお願い致します。

※この場合、この後に聞かれる内容としては学科か学園祭運営、既卒になった理由の3つのうちのどれかになります。大体既卒になった理由について聞かれることが多いですが…

面接時の服装はスーツのほうが良いか?

自己紹介に関連するかというと微妙ですが、面接時の服装に関して「スーツのほうが良いか?」という疑問もあると思います。

これに関しては、よっぽどのことがない限りスーツ一択です。

なぜならスーツにしておけば「マイナス」を喰らうことはないためです。

以下のようなケースを想定すると、スーツの方が良いことがわかるでしょう。

「服装自由の集団面接」→私服で行く→周りが全員スーツ→集団の中で浮く→面接官の目につく→既卒であることを伝える→あー(察し)(なんとなく変なやつだから落としておくほうが良いな…)

オンラインの場合についても同様で、最低でもワイシャツで望むのが良いと思います。

既卒の面接の流れ

まず、既卒の面接の流れからです。流れは以下の図の通り。

  1. 入室雑談
  2. 自己紹介
  3. 面接開始・終了
  4. 勤務条件&仕事内容の説明
  5. 応募者から面接官への逆質問
  6. 面接終了
  7. 退室

直近2年ぐらいはコロナが流行っていますが、オンラインでの面接も大きく流れは変わりません。

流れにおける唯一の違いは、入室が接続になったことぐらい。

5分前くらい前に入室(接続)しておくのが無難です。

また、退室(切断)は必ず面接官に切ってもらう、もしくは言われてからにしましょう。

面接の質問の流れ

なぜか意外と調べても、出てこないのが面接の質問の流れです。

実体験ですが、ほとんどの企業が

自己紹介→ガクチカ or 自己PR→パーソナル→志望動機→他社の選考状況(→最後にひとこと)

という流れでした。

パーソナルは性格や内面に関する質問のこと。

例えば

  • 周りになんと言われる?
  • 自分を一言で表すと?
  • リーダーシップをとった経験は?

などですね。

ひとつ前の話題である、ガクチカや自己PRとは違うエピソードをもってくるのが定石です。

既卒の面接でよく聞かれた質問&回答例

次に既卒の私が実際に面接で聞かれた質問とその回答例をお伝えします。

以下の3つです。

  1. なぜ就職しなかったの?(h4でテクニックを紹介)
  2. 既卒になって今までの空白期間は何をしていたの?
  3. 就職するまでの間はどう過ごす予定?

なぜ就職しなかったの?

これは必ず聞かれます、他のどんな質問よりも先に回答を用意しておきましょう。(既卒になった理由は?と言い換えられることも多いです)

口頭で答えられるようになっておかないとダメです。

回答例をいくつか紹介しておきますね。

▼回答例①
Web業界への興味が強くなり、実際に働きたいと思ったからです。もともと私は物理学を専攻していたのですが、趣味で始めたブログを始めたんですよね。そこで、ネット広告の仕組みについて学んでいるうちに特に、広告の運用職にどんどん興味が湧いてきました。もちろん研究も楽しかったのですが、どちらの興味が強いか天秤にかけた結果、広告業界で働きたいと思いました。20代の1,2年はとても貴重な時間なので、より有益な時間の使い方がしたい考えのもと、Web業界に入ることにしました。

▼回答例②
既卒になった理由は、昨年度の就職活動に納得できなかったからです。昨年、インフラ系の会社に内定をもらっていたのですが、本当に働き退職に就ける可能性は低い企業でした。社会人1年目のスタートダッシュで後悔したくないと思い、再度就職活動をやり直すことにしました。

▼回答例③
既卒になった理由は、昨年、就職活動で自己分析をしたのですが結局、自分のやりたいことがわからず、きづいたら既卒になってしまいました。しかし、それから再度、本気で子供のころからの経験を振り返った結果、IT業界で産業の”自動化”を推進するというビジョンができました。なのでIT業界で営業職として働くために、既卒にはなってしまいましたが、現在就職活動をしています。

回答のポイントは「ネガティブな理由を消す」こと。

本当は後ろ向きな理由で既卒になったとしても、表向きはポジティブにしておきましょう。

ぶっちゃけ、“本音と建前”みたいなものが就活に必要な気がします。

回答例①〜③について、その技術を使っているのですが、気づきますか。

解説すると、

回答例①
本音:物理学から広告業に興味が移り変わった
建前:”どちらも楽しかったけど”広告業に就きたいと考えた

回答例②
本音:就職活動をしたけど就職できなかった
建前:昨年度の就職活動に納得できなかった

回答例③
本音:気づいたら就活しないまま卒業していた
建前:自己分析をしても自分のやりたいことがわからず、気づいたら既卒になっていた

こんな感じです。

慣れないうちはコツがいるかもですが、この方法をとらない限り、面接で激詰めされてけっこうきついです。(もちろん、一度くらいは正直に話してみても良いですが)

既卒になって今までの空白期間は何をしていたの?

これも聞かれます。

質問の意図は「空白期間の行動から性格や適正を知ること」です。

だらだら過ごしていました。みたいに明らかに悪印象を与える理由じゃなければ、素直に答えても良いです。

続く質問の中でアピールできると思います。

しかし、この回答例としては以下のような感じです。

▼回答例
学生の頃から続けていたアルバイトをがんばっていました。店長からバイトリーダーに指名され、お店の売上に直接貢献できたと考えています。

ポイントはアピール

ただのアルバイトでも、何をどのように頑張っていて、どんな結果が出て、何を学んだのか、などを伝えることが大事なのです。

自己主張しなければ伝わりませんからね。

就職するまでの間はどう過ごす予定?

これも必出。

質問の意図としては、空白期間に関する質問と同様「性格や適性を知るため」ですが、これはある程度正解のある質問だと思います。

▼回答例
入社してからスムーズに業務に入れるように、興味のある分野の入門書を読んでおこうと思います。

既卒というレッテルのせいで、理由はどうであれ、働くこ自体関して問題がありそう、と思われがちです。

働く意欲があることを伝えるのがベストと思います。

また回答例に足して、「おすすめの書籍があれば教えて下さい」「他にもやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい」と付け加えるなどすればなお良いです。

既卒面接以外でもよく聞かれる質問&回答例

既卒,面接

他に、既卒に関係なく、よく聞かれた質問についても紹介しておきますね。

  • 周りにどんな人と言われるか
  • 挫折経験&どのように乗り越えたか
  • 志望動機
  • 他社の選考状況

上記の質問はほぼ全ての会社が聞いてきます。

予め回答を練っておくのがおすすめです。

周りにどんな人と言われますか?

「周りにどんな人と言われるか」よく聞かれます。

これは応募者の能力や入社への熱意、というよりは、企業との相性を確かめるための質問です。

企業ごとに風土やカルチャーが違いますからね。

▼回答例
私は友人から、周りを巻き込んでいく性格だと言われます。例えば、その友人と一緒に働いていたアルバイトでは、バイトリーダーに立候補して他のアルバイトをまとめることに努めました。私は、物事を人と協力して進めていくのが好きな性格なので、そのように言われるのだと考えています。

この質問は回答を考える前に、友人や家族にどう見える訪ねてみるのも良いです。

他の人からみる自分は、想像以上に見え方が違ったりするものです。

自分では気づかなかった強みに気づけることもありますよ。

挫折経験どのように乗り越えたか教えて下さい

「挫折経験がない…」という人は以下のキーワードをもとに過去を振り返ってみるのがおすすめです。

  • ・悲しかったこと
  • ・ショックだったこと
  • ・泣いてしまったこと
  • ・失敗したこと
  • ・誰かに迷惑をかけたこと
  • ・悔しかったこと

この質問の意図は「入社してから何か壁にぶつかったときにどのような考え方でその壁を乗り越えていくのか知ること」です。

もちろん、挫折は大きいほうが表向きは凄みが出るでしょうが、意図から考えると応募者の人間らしさ、が伝わればOK。

逆に、壮大なエピソードトークを繰り広げても、その人のことが伝わらなかったら意味がありません。

私が実際に使っていたエピソードを紹介しますね。

▼回答例
中学では、3年で成績を大きく伸ばし、志望高校への合格を果たした経験です。大学進学を考えていた私は、地区で一番の進学校を目指していました。しかし、中学3年の夏の模試では、目標ラインまで100点ほど足りず、心が挫けそうになりました。そこで、一念発起して学習を見直し、今まで避けていた苦手分野に正面から立ち向かい、わからない問題は説明できるまで先生に質問した結果、点数を伸ばすことができ、志望校に合格することができました。

志望動機を教えて下さい

志望動機は確実に聞かれます。

志望動機のベストな内容は「夢(人生の目標)を叶えるためには貴社で働かなければならない」です。

企業もお金を稼いだ先に実現させたい世界を夢見ています。

叶えたい世界があって、その対価としてお金をもらっているみたいな仕組みですからね。

心の奥底、つまり本音でそのように考えるのは、難しいかもしれませんが、面接は本音と建前が大切な面もありますので。

▼回答例
「ITを用いて企業活動を変革する」という夢を貴社で叶えたいと思い志望しています。きっかけはアルバイトでITによる業務自動化を目のあたりにした経験です。単純なデータ入力にかなりの時間を浪費している過去があったのですが、それがITシステムの導入により全て自動化され、機械では代替できない業務に取り組む時間を、大幅に増やすことができ、この経験を通し、ITのすばらしさを強く実感し、その夢を持ちました。中でも貴社は、製造・流通のみならず多様な業界において高い技術サポート力を保有していることに魅力を感じ、貴社ででならビジョン達成の一歩を踏み出せると考えています。

もう少し具体的に語れるとなお良しですが、上記のような構成がよいです。

補足ですが、面接で話す志望動機は、履歴書と一致している。もしくは+αされている方が良いと思います。

一貫性がないと「思いつきで書いたり話したりしているのかな」と思われてしまうからです。

他社の選考状況は?

この質問、対策が漏れがちです。

正直、意図は様々あります。

  • 単純に他にどんな会社を受けているか気になる
  • どのような軸で受ける企業を決めているのか
  • 自社の志望度を図りたい
  • 内定を与えようと考えているが、辞退されないかが気になる

などです。

この質問私もけっこう悩みましたが、

「同業界の企業受けている中でも面接している企業が第一志望」という内容を伝えるのが、ベストかなと思います。

下記の動画がとても参考になるのでぜひ見てみてください。

上記YouTubeから大切な部分を引用しておきます。

“他社の選考状況を聞かれる意図は2つ。「会社選びの軸」と「選考状況そのもの」。後者については内定は持っていたほうが良いし、それを断って御社に入社したい理由が必要。←理由がなければその選考に行く必要がないよね?
最も大事なのは会社選びの軸。ここで問われるのは一貫性。

他に聞かれたことのある質問一覧

また、他に聞かれたことのある質問をまとめておきます。

志望度が高い企業の面接前までに、回答を用意しておくと良いかもです。

  • 学生時代頑張ったこと(ガクチカ)
  • 自己PR(強み)
  • 学生時代に何を学んでいたか
  • 大学を選んだ理由
  • サークルやバイトの内容
  • 趣味
  • 将来の夢

ちなみに、上記の質問はそのまま聞かれないこともあります。

面接の中で、サラッと話題がうつった流れで聞かれる事が多いです。

面接は話題がどんどん切り替わる

例を出して説明しますね。

学生時代頑張ったことはありますか?
文化祭の運営を頑張りました。
なぜ運営が好きなの?
高校の部活動でサッカーの部長を務める中で周りを引っ張る喜びを知ったからです。
→サッカーの話題に移る

みたいな感じですね。

なので小さなエピソードでも良いので、とにかく面接で話す可能性のあるエピソードは語れるようになっておくのが重要です。

既卒の面接は第一印象とアピール力が大事

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ここまで既卒の面接で聞かれる質問をピックアップして解説しました。

次に、質問以外で大切なことをお伝えします。

大きく2つあります。

  1. 第一印象
  2. アピールする力

面接は質問にただ答えられれば良い、というわけではありません。

たとえそれが的を得ていたとしてもです。

「一緒に働きたい」と思われれば勝ちなのですが、そうおもわれる要素には印象と能力があると思います。

第一印象とアピール力はその要素を評価されるのにとても重要なんです。

既卒の面接で第一印象はとても大事

既卒の面接において、第一印象は新卒以上に大事だと思います。

面接官は書類であらかじめ既卒であることを知っている可能性が高いので、面接前、若干ネガティブな見方をしてくる可能性があるためです。

そのときに、挨拶や自己紹介が暗かったらどう思うでしょうか。

マイナスなイメージが重なって、その時点で面接合格の切符はもらえなくなることもあるかもしれません。

既卒だからといって自信をなくすのではなく、笑顔でハキハキ堂々としていることが大事。

むしろ既卒だからこそ、そのような姿勢でいなければなりません。

最初の挨拶&自己紹介で意識していたこと

第一印象は、あいさつと自己紹介で決定します。

そのときに、私が意識していたことを紹介しますね。

  • 面接の5分前に入室
  • 普段の1.5倍の声量で
  • 笑顔(口角を上げる、目を気持ち見開く)
  • 相手が話してる最中はうなずく(面接官の自己紹介時など)
  • 自己紹介は話しすぎない

こんな感じです。

既卒は新卒と同様、実績がないため明るさが重要視されます。

本番環境での緊張も念頭にいれれば、普段の2倍元気なぐらいがちょうどいいです。

既卒の面接はアピールが大事

また、面接ではアピールする力が問われます。

「とはいえ、どうやってアピールするの?」と悩みますよね。

そのような方は「何をアピールするのか」明確に決めることから始めましょう。

面接を通じて自分の何をアピールするのか。行動力なのか。挑戦心なのか。

決めた後は、面接の中でどうすれば「〇〇が伝わるか」を考えます。

しかし、アピールと自慢はぶっちゃけ紙一重みたいなところがあるので、だれかに面接官の相手をしてもらうのがおすすめです。

既卒の面接では逆質問が攻略のカギ

既卒,面接

逆質問とは、ひととおり面接官が質問をし終えた後に、こんどは応募者から面接官に質問をすることです。

就活を始めたての人が見ればただの質問コーナーですが、評価対象に入っているので対策が必要です。

まず、自分で調べてわかることは絶対に聞かないようにしてください。

企業研究不足と判断されて、評価が下がります。

では、どうすればよいか。

無難なのは、面接官自身の過去について聞くことです。

役員や社長、副社長じゃないかぎりその面接官の情報を探すのは難しいからです。

おすすめの逆質問例

※面接官をAさんとします。

  • Aさんが御社に入社した理由を教えて下さい
  • Aさんが御社で働く中でもっとも印象に残っている出来事について聞かせて頂きたいです
  • Aさんが感じる入社前後のギャップがあれば教えて下さい

みたいな感じですね。

しかもこの質問だと、面接官の語りを誘発できる=面接官の気分アップを狙えるので、良いことしかありません。

面接の評価を決めるのは結局のところ人です。相手の感情をコントロールできると強いです。

注意:とはいえ本当にしりたいことがあったら遠慮せずに聞くことをおすすめします。

入社後に後悔しても取り返しはつきませんからね。ただしその場合で、「もしホームページなどに記述があったら恐縮なのですが〜」と断りを入れましょう。

既卒の面接対策でやってよかった方法4選

既卒,面接

最後に、既卒の私がやってよかったと思う面接対策について話していきます。

  • 深堀り対策
  • 面接を振り返る
  • 面接の数を増やす
  • 人に対策を手伝ってもらう

これらの対策は面接の通過率をグッと高めてくれます。

ぜひ参考にして下さいね。

深堀り対策

1つ目は、深堀り対策です。

そもそも、深堀りとは、同じ話題に関して面接官のきになることにアンサーしていくことを指します。

面接は一問一答式に、質問がコロコロ切り替わることはありません。

一つの話題に関して5~6個ほど質問が飛んできます。

話そうとしているエピソードはどんな角度から質問をされても答えられるようにしておきましょう。

実際の面接の例を出して説明しますね。

面接官「既卒になってしまった理由を教えてください」
あなた「昨年の就職活動の結果に納得がいかなかったからです。」
面接官「なぜ納得いかなかったのですか」
あなた「第一志望ではない企業の内定しかもらえなかったためです」
面接官「そもそもどういった企業で働きたいと思っていたんですか?」
・・・

既卒就活って厳しいの?就活できなくて人生終了のウワサは本当か体験談ベースで徹底解説

このように、一つの話題にたいしてブンブン質問を投げつけられます。

対応できるようにしておきましょう。

一つの話題に、最低20個はセルフツッコミをズバズバいれておきたいところ。

もちろん聞かれなかった質問もありますけど、深堀り対策をしておくと安心感が桁違いなので、心理的なメリットも大きいですよ。

面接を振り返る

面接の振り返りをしましょう。

面接はテストのようなものです。

何ができて何ができなかったのか、振り返るすることでどんどん点数をとれるようになります。

私が実際に使っていたフォーマットを教えるので、ぜひこのページをブックマークするなどして見返してみて下さい。

▼振り返りフォーマット

「振り返りフォーマット」を見る

日にち 時間と形式 面接官の名前 役職
▼聞かれた質問



⭕相手に伝わった印象
〇〇という印象が伝わった
▼次回に気をつけること

聞かれた質問メモを用意しておけば、他企業にも生かせる&次の面接で一貫した回答ができるようになりますよ。

面接中の自分を撮影するのもおすすめ

面接は回答の内容だけではなく話し方も重要です。

なので、面接中の自分を動画で撮るのも良いです。

スマホもしくはPCの画面録画でかんたんにできるので。

「え?こんな喋り方してるの?」と新たな気づきがあることが多いです。

特に、質問には的確に答えられているけど選考で落ちてしまうときに試してみると良いかと思います。

面接の数を増やす

面接の回数を増やすのもおすすめです。

面接対策は本番前にいくらでもできます。

とはいっても、場馴れしている人には敵いません。

対策が本番環境で発揮されるかというと、実際に面接官に対峙しないとわからないものなんです。

それに、面接の回数を増やす=エントリー数を増やす、なので、次いで履歴書を書く練習にも繋がります。

良いことづくしなのでバンバン申し込んでみましょう。

入社したいと思わない企業でも応募する

でも「入りたいと思う企業がない…」という悩みもありますよね。

それでもエントリーは気合いで乗り越えてほしいです。

面接の練習を積んでおくと、いざ第一志望の面接を受けるときに、ガチで練習の成果が表れます。

履歴書なしでいきなり面接を受けられる企業もあるので、どんどん応募しましょう。

人に対策を手伝ってもらう

最後は、人に対策を手伝ってもらうことです。

もし一緒に就活をする友達がいれば、その人に手伝ってもらいましょう。

特に、お互いに面接官をやる模擬面接がおすすめです。

面接を客観的にみてもらえるだけではなく、面接官側の視点を経験しておくと、自分をどのように見せるかコントロールしやすくなるからです。

もし「一緒に面接対策してくれる人なんていない‥」という人は既卒専用の転職サービスに頼って見るもの良いですよ。

面接のポイントを押さえたプロが丁寧にフィードバックをくれるので、内定がグッと近づきます。

利用は無料で損はない点も嬉しいポイントです。

既卒の面接対策に人気の就活サービス3選

既卒の面接対策に人気の就活サービスを3つ紹介します。

1位:ウズキャリ既卒

対象20代の既卒、第二新卒、フリーター、ニート
求人数3,000社以上
就職成功・内定率86%
特徴・キャリアカウンセラー全員が元既卒や第二新卒
・独自の基準でブラック企業を徹底排除
・質の高い面接サポート
料金無料
拠点東京/大阪/北海道
運営会社株式会社UZUZ

20代の既卒向けの就活サービス「ウズキャリ既卒」です。

「他社の20倍サポートに時間をかけます」と宣伝している分、ガクチカ、自己PRなどの既卒の面接対策はもちろん、通過するエントリーシートのポイント、最終面接の秘訣などを細かに教えてくれます。

また「ブラック企業を徹底的に排除」に力をいれているのも嬉しいポイント。知識がないとホワイト求人は見抜けないのでカウンセラーの力を借りれるのは大きなメリットです、

丁寧なサポートを期待している人はぜひ無料登録してみてくださいね。

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4月から働ける優良企業多数◎

ウズキャリ既卒の口コミ

既卒で不安でしたが手厚く支援してくださり、無事内定を頂きました!

見山さんには求人探し、書類作成、面接対策など、1人ではとてもできる気がしない過程を丁寧に手伝っていただきました。
主にLINEでやりとりしましたが、遅い時間まで素早く丁寧な返信をくださり、”うまく就職できるか”という不安はすぐ取り除けました。
面接対策では1時間に渡って苦手箇所を分析していただき、本番では自分をしっかり伝えることができました。

将来に不安を覚えていた自分が内定を頂き、将来のために頑張る日が来るなんて思いもしませんでした。
関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!

引用元:GoogleMAP

2位:ハタラクティブ

対象20代の既卒、第二新卒、フリーター
求人数3,000件以上
就職成功・内定率80.4%
特徴・20代、社会人未経験向け求人多数
・マンツーマンサポートで一社ずつ面接対策
・最短2週間のスピード内定
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拠点渋谷/池袋/秋葉原/横浜/さいたま/千葉/大阪梅田/名古屋/福岡
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「ハタラクティブ」はキャリアアドバイザーの質が高いと評判の就活サービスです。

1:1で丁寧に悩みを解決、そして前に進むためのアドバイスをしてくれるので、やりたいことがまだわかっていない人にとっては嬉しいのではないでしょうか。

(かくいう私もハタラクティブにお世話になった1人です。)

求人は中小企業〜大手まで取り揃えているので希望に沿った求人もきっと見つかりますよ。

面接について少しでも不安がある人はぜひ、プロの力を借りてみてください!

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ハタラクティブの口コミ

3位:ジェイック

対象既卒、フリーター、未経験、大学中退
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就職成功・内定率90.7%
特徴・フリーター・未経験・既卒専門の無料就活講座「就職カレッジ」
・厳しい審査基準にクリアした企業だけを厳選して紹介
・就職した後の丁寧な個別サポートも実施
料金無料
拠点東京/大阪/東北/名古屋/広島/九州
運営会社株式会社ジェイック

「ジェイック」は、無料就活講座就職カレッジを運営しており、具体的な就活テクニックを学べます。

広く、そして深いところまで対策できるので1人で進めるよりも選考通過率は間違いなく上がるはずです。

また20社以上との面接の機会が設けられているため、実践形式で就活対策ができるといっても過言ではありません。

その分、少し厳しいという評判もありますが、本気で面接対策を頑張りたい人は要チェックです。

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ジェイックの口コミ

JAICスタッフの方々には大変お世話になりました。
私のように1人で就活を進めて、失敗してしまった人にはとてもオススメです。

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また、内定後も入社前研修を受けられるので、一度も社会人になったことがない未経験の方でも安心です。

既卒や中退、社会人未経験で、且つ営業職や施工管理職を志望している方には特にオススメです。

引用元:GoogleMAP

まとめ:既卒が面接で通過するには準備が大切!

最後に本記事のまとめです。

  • 面接に通過するにはまず全体像を理解しよう
  • ガクチカ&自己PRは本当によく聞かれるので回答の用意は必須
  • 第一印象とアピール力は早めに鍛えておこう
  • 差がつくポイント「質問の深掘り対策と振り返り」
  • わずかでも不安がある人は就活サービスで相談するのもアリ

既卒が面接で通過するにはまえもった準備が欠かせません。

本記事で紹介した、私が実際に聞かれた質問を参考に、ぜひ面接練習に臨んでみてくださいね。