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既卒が自己PRを書くポイントは?例文や思い浮かばないときの対処法

「既卒が自己PRを書く際に注意するポイントは?」

「既卒用自己PRの例文はある?」

「既卒の自己PRを手伝ってくる就職サービスはある?」

このような悩みはありませんか?

この記事では既卒が自己PRを書く際のポイントや注意点を解説し、既卒の自己PRの例文やおすすめの就職サービスを紹介しています。

自己PRで悩んでいるなら、ぜひこの記事を参考にしてください。

既卒が自己PRを書くポイント

既卒が自己PRを書く際に気を付けるべきポイントをいくつか紹介します。

  • 既卒になった理由を明確にする
  • 自分の長所を明確にする
  • 自己PR欄は読みやすさを意識して書く
  • 強みは1つに絞る
  • 入社後にどう貢献できるかも盛り込む

既卒になった理由を明確にする

既卒の場合は、なぜ既卒になったのか理由を明確にしておきましょう。

その際、反省している姿勢は大切ですが、ネガティブになりすぎないように注意してください。

自分の足りなかった点などをきちんと分析したうえで就職に向けての意欲を伝えれば、問題解決能力があることやネガティブな性格ではないことがアピールできます。

さらに既卒期間が長くなっている場合は、その理由もきちんと説明しましょう。

既卒期間が長いと、企業側はその間何をしていたのかをとても気にします。

「実は働く意欲がないのではないか」などネガティブな印象を持たれやすいので、既卒期間に何をして何を考えて今に至るのか、隠さずにきちんと伝えましょう。

自分の長所を明確にする

自己PRとは自分がどのような人物かをアピールすることです。

自分の長所を明確に伝えられる文章を書く必要があります。

どのような長所があり、自分を採用することで企業側にどのようなメリットをもたらすのか、自分の魅力をしっかり伝えましょう。

「短所しか思いつかない」という場合でも、例えば「頑固」を「真面目」などととらえたり、短所を長所として考えるようにすると自分の長所が見えてくる場合があります。

また、ありがちなのが志望動機と自己PRを混同してしまうことです。

志望動機はあくまで「なぜその企業に応募したのか」を記載します。

自己PRを考えているうちに志望動機t混じってしまうことはよくあるので注意しましょう。

自己PR欄は読みやすさを意識して書く

特に既卒の場合、採用してもらいたいという思いから、ついつい力が入りすぎて自己PRが長くなってしまう場合があります。

たくさん盛り込みたいからといって、自己PR欄が米粒ほどの文字でぎっしり埋め尽くされていては、採用担当も読む気が失せてしまうだけでなく、読み手に配慮できない人と思われてしまう可能性があります。

反対にあまりに短すぎると本当に採用されたい気持ちがあるのか疑問を持たれてしまうので、読みやすい量も意識しましょう。

一般的には400字程度で、自己PR欄の8割程度を埋めるのが適切とされています。

ただし、読みやすさを意識するあまり、箇条書きになったりやたらに改行したりするのは避けましょう。

強みは1つに絞る

たとえ強みがいくつもあったとしても、自己PRに記載する強みは1つに絞りましょう。

より印象がよくなるように、いくつもアピールしたくなるのはわかりますが、あまりあれこれ詰め込みすぎると結局何が一番伝えたいことなのかはっきりしなくなってしまいます。

自己PRは文字通り、自分を企業にアピールするものです。

場合にもよりますが、自分の強みがはっきり伝わるように、自己PRの冒頭に「私の強みは~です」と言い切ってしまうのも1つの方法です。

その後で強みを裏付けるエピソードを、具体的な実績の数字などを絡めて続けると説得力が増します。

入社後にどう貢献できるかも盛り込む

自己PRの最後は、自分が入社した後、どのように会社に貢献できるかを盛り込みましょう。

入社後に自分の強みをどのように活かしていくのかを明確にしておくと、企業側もその人を採用した場合、どのような活躍をしてくれるのかイメージしやすくなります。

また、企業側は既卒に対して「働く意欲が低いのではないか」などネガティブな印象をもちやすいです。

企業側の心配を払拭するためにも、入社後に自分の強みを活かしてどのようなことを成し遂げたいのかを盛り込んでやる気をアピールしましょう。

自己PRに書くことが思い浮かばない既卒はどうすれば良い?

自己PRといっても「書けることがない」「書くことが思いつかない」という人もいるのではないでしょうか。

既卒が自己PRに書くことが思い浮かばないときに、試してみるとよい方法をいくつか紹介します。

  • 親や友人に尋ねてみる
  • 企業が求める人材をイメージして逆算する
  • 就職サービスに相談する

親や友人に尋ねてみる

一番最初に試してみると良いのは、自分の親や親しい友人に相談することです。

自分では強みがないと思っていても、身近で見てきた人は異なる見方をしているかもしれません。

「いつもきちんとノートを取っていて真面目だと思った」「子供の頃から自分で決めたことは諦めない性格だった」など、自分では忘れてしまったエピソードが出てくる可能性が高いです。

忘れていたり、自分ではたいしたことではないと思っていたことから自分の強みが見つけられるかもしれません。

企業が求める人材をイメージして逆算する

自分が応募する企業が求めるのはどのような人材なのかを考え、そこからどんな強みが必要とされるのかを考えていくのも1つの方法です。

例えば、営業に力を入れている企業であれば、コミュニケーション力や行動力が必要とされるかもしれません。

今まで自分がコミュニケーション力や行動力を発揮した場面がなかったか考え、そこから自己PRを作っていきましょう。

その企業が求める人材に必要とされるであろう強みをアピールできれば、採用される可能性もより高くなります。

就職サービスに相談する

それでも自己PRに書くことが思い浮かばない人は、就職サービスを頼りましょう。

就職サービスではカウンセリングを行い、その結果を踏まえてその人の性格や希望に合う企業を紹介してくれます。

さらに自己PRや志望動機などの代行をしてくれる就職サービスもあるので、「自己PRに何を書けばよいかわからない」という人におすすめです。

面接の日程調整や条件交渉などの面倒な手続きも代行してくれるため、慣れていない人でもスムーズに就活が進められます。

既卒が自己PRを作る際の注意点

既卒は新卒とは異なり、企業にネガティブなイメージを持たれてしまっている可能性があります。

そこで、既卒が自己PRを作る際に気を付けた方がよい点をまとめました。

  • 企業が求める人物像に合っているか
  • 具体的なエピソードを盛り込んでいるか
  • 学生時代のことだけに偏っていないか
  • ネガティブな内容になっていないか
  • 誤字脱字はないか

企業が求める人物像に合っているか

応募する企業が求める人物像に合う内容になっているか確認しましょう。

企業によって求める人材は変わってきます。

求める人物像とかけ離れていたり、あまり重要視されない強みを記載したりすると、本当にその会社に入りたいのか疑問を持たれてしまうかもしれません。

その職種や企業が必要する人物像を知るためには、企業研究が大切です。

企業研究をおろそかにすると、自己PRが的外れになってしまう可能性があります。

企業理念や事業内容を基に自己PRを考え、強みを活かして企業に貢献したいと伝えれば働く意欲もアピールできます。

具体的なエピソードを盛り込んでいるか

強みに説得力を持たせるような具体的なエピソードを盛り込みましょう。

ただ「コミュニケーション能力が高い」「行動力がある」などと書かれているだけでは、説得力が低く、印象に残りにくくなってしまいます。

その強みを活かして具体的にどのようなことを行ったのか明確にしておきましょう。

アルバイト経験やサークル活動などから、強みを裏付けられるエピソードを見つけておくのがおすすめです。

どのような実績が残せたか、どのように自分の成長につながったのかなどを述べれば、説得力があり印象に残る自己PRが作れるでしょう。

学生時代のことだけに偏っていないか

自己PRに説得力を持たせるために、サークルやゼミなど、学生時代の活動を具体的なエピソードとして上げることがあります。

既卒でも卒業してあまり時間が経っていなければそれでも構いません。

しかし、既卒期間が長くなっている場合は、学生時代のエピソードだけしか書かれていないと、「既卒期間は何をしていたのだろうか」と疑問に思われてしまいます。

卒業してから1年以上経っている場合は、アルバイトや資格取得のための勉強など、既卒期間中にしていたことと、その経験を経てどのように成長したかを盛り込みましょう。

ネガティブな内容になっていないか

あまりネガティブな内容になってしまうと、「そもそもネガティブな人間なのではないか」「あまり働く意欲がないのではないか」と疑われてしまう可能性があります。

既卒の場合は、既卒になった理由に触れる必要もあり、ある程度「ここがいけなかった」という反省は必要です。

しかし、特に最近の傾向として、やる気やポテンシャルを重視して採用する企業が増えています。

既卒という経験から何を考え、それを今後どう活かしていくつもりなのか、前向きな姿勢とやる気を示しましょう。

誤字脱字はないか

当たり前のことかもしれませんが、誤字脱字が無いように注意しましょう。

せっかくよい自己PRが作れても、誤字や脱字があると「本気ではないのではないか」と思われる可能性があります。

特に企業名やポジション名のミスは大きなマイナス要因になるので、絶対に間違えないように注意してください。

間違いや違和感をなくすために、自己PRは丁寧に仕上げ、少し時間をおいて再度チェックしましょう。

自分ではどうしても見落としてしまう可能性があるので、家族や友人に見てもらったり、就職サービスに添削してもらったりするのがおすすめです。

既卒向け自己PRの例文9選

既卒が正社員を目指す場合の自己PRの例文を9つ紹介します。

  1. 行動力をアピール
  2. 計画力をアピール
  3. 根気強さをアピール
  4. 対応力をアピール
  5. 気配り力をアピール
  6. コミュニケーション力をアピール
  7. チャレンジ精神をアピール
  8. 好奇心をアピール
  9. 責任感をアピール

以下の例文を参考に自分なりのエピソードを盛り込み、強みをアピールするための自己PRを作りましょう。

1.行動力をアピール

私の強みは行動力です。この行動力で、大学1年生のときにサークルを立ち上げました。サークル立ち上げを決める際には、友人や知人に声をかけ、十分に需要があると確信したため立ち上げに踏み切りました。高校時代の部活動の経験を基に、仲間と話し合いながら練習メニューを作り、メニュー通りに練習に励むことで3年生では関東退会で1位の実績を残すことができました。この経験を通じて、行動力だけでなく、課題を解決するための粘り強さや、周囲を巻き込む力も身につけることができたと感じています。社会人になっても、この行動力を活かし、課題に積極的に取り組み、成果を出していきたいと考えています。

この例文は「行動力」をアピールするための具体的なエピソードとして、学生時代にサークルを立ち上げた経験を述べています。

ただ「サークルを立ち上げた」だけでは、思いつきで行動する人のように見られる可能性があります。

事前に調査も行い、ニーズがあるとわかったうえでの立ち上げだと述べることで、計画性や慎重さもあることがアピール可能です。

さらに「関東大会で1位」という具体的な実績を述べたうえで、この経験を通して行動力以外にも得られたことに触れ、最後にその強みを活かしていきたいと述べています。

2.計画力をアピール

私の強みは「物事を効率的に進めていく計画力」です。経理に携わるアルバイトをした際に、これから正社員になるためには資格が必要だと考えました。そこで日商簿記検定を取得するために勉強を始めることにしました。オンラインで簿記の受講をしつつ、合格できるように自分なりのスケジュールを立て、計画に従って勉強を進めていくことにしました。アルバイトと並行して勉強を進めるのは大変でしたが、日ごと月ごとに立てた目標を達成していくことで着実に知識をつけ、無事に日商簿記検定1級を取得することができました。入社後も、この経験で得た計画力を業務の目標達成に活かしていきたいです。

こちらは「計画力」をアピールする自己PRです。

「資格取得」という目標に向けて、日ごとや月ごとでの目標を設定して達成することで、着実に合格へと近づけています。

実際に資格も取得しており、その面でも企業にアピールできます。

また、資格の取得をしていたということで、既卒期間に何をしていたのかという理由になっているのもポイントです。

万が一合格できていなかったとしても、「資格取得の勉強をしていた」というのは十分に既卒期間に何をしていたかという説明になります。

ただし、入社後に資格を取得することや、それなりの知識があると思われるので、嘘をつくのはおすすめしません。

3.根気強さをアピール

私の強みは「根気強さ」です。私は大学時代、プログラミングのサークルに所属してました。サークルのメンバーはみな技術が高く、そこまでレベルが高くなかった私は、最初はついていくのも難しいくらいでした。このままではいけないと思い、きちんと基礎から勉強をしなおし、毎日根気強く続けていきました。すると徐々にわからなかったことがわかるようになり、3年の学園祭では独自のプログラミングを作り上げ、メンバーやお客さんにも好評でした。私には頑固な一面もあったのですが、この経験で他の人の意見を取り入れることの大切さも知りました。入社後は周囲の意見を取り入れつつ、この経験で培った根気強さを活かしていきたいと思います。

この例文では「根気強さ」をアピールするために、学生時代のサークルの経験を述べています。

根気強く取り組むことで自分の技術が上がり、結果として学園祭という場で実績を残せたという経験です。

「根気強さ」はともすれば「頑固さ」という短所に結び付く可能性があります。

そのため、「根気強さ」をアピールする場合は、周囲の意見も取り入れられる「柔軟さ」も持ち合わせていることを示し、ただ頑固なだけではないことにも触れておきましょう。

4.対応力をアピール

私の強みは「トラブルが起こったときに柔軟に対応できる対応力」です。わたしは卒業後ワーキングホリデーで海外に行っていました。海外での生活では部屋のエアコンがうまく作動しなかったり、時間通りにバスが来なかったりとさまざまなハプニングに見舞われました。しかし、1つ1つのトラブルに対処していくうちに、外国語でのコミュニケーション力はもちろん、トラブルに際して柔軟に対応する力も得られました。トラブルは起きない方がよいですが、イレギュラーな事態が起こるのは避けられません。仕事でも同様にイレギュラーな出来事はよくあることだと思うので、この経験は活かせると思っています。

こちらは海外での経験をもとに「対応力」をアピールする例文です。

ワーキングホリデーに行ったという経験だけでは、自己PRとはなり得ません。

その体験を通して何を得たのかまでしっかり述べるようにしましょう。

コミュニケーション力やトラブルに対しての対応力、異文化についての理解などは自分の強みになります。

具体例を出しやすいものを選ぶとよいでしょう。

5.気配り力をアピール

私の強みは「周囲に気配りができること」です。学生の頃から周囲の人の言動が気になってしまうことがよくあり、新卒の就職活動では周囲に気を取られるあまり失敗してしまいました。そのまま既卒となってしまいましたが、このままではいけないと思って始めたアルバイトで、上司から「周りをよく見ていて気配りができる」と褒められました。それ以来自分に自信がつき、より周囲の人が働きやすいように率先して動くようにしたところ、仕事の効率化にもつながり、一緒に働く人からも働きやすいと評価してもらえるようになりました。入社後も気配りができる強みを活かしながら、専門的なスキルも身に着け、会社に貢献したいと思います。

こちらはもともとは自分にとって短所だった「周囲の人の言動が気になってしまう」という点を、ポジティブに変換して「周囲に気が配れるようになった」ことをアピールした例文です。

自己PRでは基本的にわざわざ短所は述べないのですが、そのために既卒になってしまっているため敢えて述べ、問題点にきちんと向き合い改善して長所にすることができたことが伝えられれば、好印象を与えられます。

6.コミュニケーション力をアピール

私の強みは「コミュニケーション力」です。学生時代に学園祭のスタッフとして運営を行いました。実行委員をはじめ、参加するサークルのメンバーや機材の担当者など、多くの人とコミュニケーションを取りながら進めていったのですが、その際私は常に相手の立場を思いながら物事を進めていくことを心がけました。それぞれの思いが相反することもありましたが、その度に丁寧にコミュニケーションを取り、それぞれが納得できるように調整していきました。結果として、みなが納得できる学園祭となり、多くの人から感謝の言葉をいただきました。この経験を活かし、入社後は営業職としてお客様の立場に立った提案や交渉ができると思っています。

こちらは大学時代のエピソードをもとに「コミュニケーション」をアピールした例文です。

さまざまな立場の人が相手でも円滑なコミュニケーションを取れることがきちんとアピールされています。

さらに入社後は営業として活躍したいと述べられており、強みを活かして活躍できる人材だと思ってもらえるでしょう。

7.チャレンジ精神をアピール

私の強みは「チャレンジ精神がある」ことです。学生時代私は吹奏楽部に所属していました。当初は「ただ楽しく演奏できればよい」という気持ちでしたが、練習を続けているうちにもっとうまくなりたいという気持ちが大きくなっていきました。そこで、ほかの部員にも働きかけ、全員で大会を目指すことを決めました。私は部長として練習メニューを考えたり、部員の相談にのったりして一致団結して大会に臨めるように尽力しました。結果は残念なものでしたが、この経験を通して仲間とともに1つの目標に向かってチャレンジしていくことの楽しさと大切さを学びました。入社後も会社という1つのチームの一員として周囲と協力しつつ、さまざまなことにチャレンジしていきたいと思っています。

こちらは学生時代の部活動を通して「チャレンジ精神を学べた」という例文です。

大会という大きな目標に向かってチャレンジしていく具体的なエピソードが述べられています。

吹奏楽部という団体の中で、周囲の気持ちをまとめながら大きな目標に向かって部員をまとめていくというリーダーシップのアピールも同時にできていることもポイントです。

当初は「楽しければいい」という、どちらかというと安易な気持ちが練習を重ねることで「うまくなりたいという気持ちになった」と、向上心があることもアピールできています。

8.好奇心をアピール

私の強みは「新しい環境にも臆せず飛び込める好奇心」です。私は中学生の頃から語学に興味があり、いつかは海外に留学したいと考えていました。大学時代はタイミングが合わず夢を果たせなかったのですが、一年間留学費用のためにアルバイトをし、イギリスへの留学を果たせました。留学中は語学学校での勉強だけでなく、ボランティア活動や地域のイベントにスタッフとして参加し、積極的に現地の人と関わるように努力しました。最初はなかなかうまく話せませんでしたが、続けていくうちに語学力の向上だけでなく、文化の違いについても理解が深まりました。この経験で培った語学力と新しいことに臆せず挑戦できる好奇心を業務にも活かしたいと思っています。

こちらは大学卒業後に語学留学していたエピソードを基に、語学力と好奇心をアピールしている例文です。

卒業後にアルバイトでお金を貯めて、念願の語学留学を果たしたと説明することで、既卒期間が長くなったこともポジティブに説明できています。

そのうえで、語学留学を通して語学力を磨くだけでなく、積極的にイベントに関わるなど、慣れない土地でも自分から働きかけていける好奇心を持っていることをアピールできています。

9.責任感をアピール

私の強みは「自分で決めた目標を達成する責任感」があることです。大学では研究に取り組みながら就職活動を続けていましたが、次第に両立していくのが難しくなり、どちらも中途半端に終わってしまうのではないかと感じ始めました。そこで、一旦就職活動を休止し、今まで続けてきた研究の成果を出すことに全力を傾けることにしました。自分でも満足行く成果が出せただけでなく、教授や仲間たちにも称賛され、自分の努力が報われてきたと感じました。結果として就職が同期の学生より遅れてしまいましたが、後悔はしていません。研究を通して得た、自分が定めた目標に向かって責任を持って努力できる力を、仕事でも存分に発揮したいと思っています。

こちらは自分が定めた目標を達成するために、就職活動よりも研究を優先させて目標を達成させたというエピソードから責任感の強さをアピールした例文です。

研究と就職活動が両立できず、結果として就職活動を休止したということは、ともすればネガティブに捉えられてしまう可能性があります。

しかし、これまで続けてきた研究に対してきちんとした成果を出したいという真摯な姿勢は、真面目で責任感がある人物であることをアピールできます。

既卒の自己PRを一緒に考えてくれる就職サービス

既卒が自己PRを作る際に、一人ではなかなか気づけない点などが出てきます。

友人や家族に見てもらうのもよいですが、一緒に自己PRを考えてくれる頼れる就職サービスを4選紹介します。

  1. ウズキャリ
  2. アゲルキャリア
  3. タネックス
  4. ハタラクティブ

1.ウズキャリ

対象第二新卒・既卒・フリーター・ニート
就業サポート人数63,110人
採用決定率86%
運営会社株式会社UZUZ
特徴・20代の若者に特化

・1人1人に合わせたオーダーメイドサポート

・独自の基準でブラック企業を排除

ウズキャリは、1人1人の個性に合わせたオーダーメイド型サポートがうりの就職サービスです。

キャリアアドバイザーは第二新卒や既卒など、就活でつまずいた経験がある人たちなので、自己PRについても寄り添ったアドバイスをしてくれます。

独自の方法でブラック企業を排除しているので、既卒でもホワイト企業に就職が可能です。

親身なアドバイスを受けながら、丁寧にサポートしてもらいたい既卒はウズキャリに相談するとよいでしょう。

\簡単1分・就職支援実績52,431人/

※独自の基準でブラック企業を徹底排除

2.アゲルキャリア

対象20代 ・第二新卒・期卒
就業サポート人数2,000人以上
採用決定率95%
運営会社株式会社 HR team
特徴・最短1週間のスピード内定

・回数無制限で10時間以上面談

・マッチングへのこだわり

アゲルキャリは最短1週間のスピード内定の実績がある就職サービスです。

スピーディーさだけでなく、マッチングにもこだわっており、回数無制限で10時間以上の面談が受けられます。

ベンチャーから大手企業まで、さまざまな企業を取り扱っており、必要な情報をきちんと伝えてくれるためミスマッチが少ないことも特徴の1つです。

少しでも早く、入社後に活躍できる企業を見つけたい人は、アゲルキャリアを頼ってみてはいかがでしょうか。

\内定まで最短1週間/

本当に信頼できる人材紹介会社1位獲得!

3.タネックス

対象10代・20代・第二新卒
就業サポート人数
採用決定率80%
運営会社株式会社 ミライユ
特徴・10代・20代の若手に特化

・未公開求人多数あり

・日程調整や条件交渉を代行

タネックスは、10代・20代の若手を対象とした就職サービスで、未経験者を積極的に採用している企業を多数取り扱っています。

未公開求人も多く、ほかの就職サービスにはない優良企業を見つけられるかもしれません。

自己PRに関してのアドバイスはもちろん、面接の日程調整や条件交渉など手続きを代行してくれるので、就職活動に慣れていない既卒も安心して就活が進められます。

メールやLINEなどで、気軽にいつでもキャリアアドバイザーに相談できるのもポイントです。

\内定まで最短1週間!/

他のサイトにない非公開求人が多数!
公式サイトはこちら

4.ハタラクティブ

対象20代のフリーター・既卒・第二新卒・大学中退
就業サポート人数180,000人
採用決定率80%以上
運営会社レバレジーズ株式会社
特徴・未経験者OKの求人が多い

・自己分析から面接対策までマンツーマンで対応

・利用者の8割以上が大手に就職

ハタラクティブは未経験者の若手を積極的に採用している企業を多く取り扱う、20代対象の就職サービスです。

ヒアリングから自己PRの添削、面接対策まですべてマンツーマンで行ってくれます。

自己PRだけでなく、応募する企業の選定から面接対策まで、一連の就職活動に不安がある人はハタラクティブを選ぶとよいでしょう。

利用者の8割以上の人が、大手企業に就職しているのも特徴で、既卒でも大手企業に就職できる可能性が高いです。

\既卒&フリーターOK/

カウンセリング実績10万人突破!

既卒が自己PRを作る際によくある質問

既卒が自己PRを作成する際に疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。

  • 企業ごとに自己PRを変える必要がありますか?
  • 既卒ならではの強みはありますか?
  • 自己紹介も必要ですか?

企業ごとに自己PRを変える必要がありますか?

自己PRは企業ごとに調整しましょう。

それぞれの企業によって、求める人物像や知識が異なります。

応募したい企業の研究をしっかり行い、その企業が求める人材に即した自己PRを作りあげましょう。

既卒ならではの強みはありますか?

既卒期間に力を入れたことについてアピールできるというメリットがあります。

既卒になった理由や今まで就職しなかった理由などを説明したうえで、既卒期間に何をしてどのような学びを得たのかしっかりとアピールしましょう。

自己紹介も必要ですか?

自己PRには自己紹介も必要です。

ただし自己PRよりボリュームが多くなってしまわないように、簡潔にわかりやすくまとめます。

既卒になった理由や卒業後何をしていたかについては、特に面接官が気にする点なので併せて盛り込みましょう。

まとめ:既卒は自己PRに力をいれよう!

今回は既卒の自己PRの書き方のポイントを例文を基に解説し、併せておすすめの就職サービスを紹介しました。

自己PRは自分の強みをアピールし、入社後にどのような活躍ができるかを示せる重要なポイントです。

この記事を参考に、企業が採用したくなる魅力的な自己PRで採用を勝ち取ってください。