「既卒で正社員の内定が取れない」
「既卒はとりあえず契約社員でつないだ方がよいのだろうか?」
「既卒から契約社員になるデメリットは何?」
こんな悩みを抱えてはいませんか。
この記事では、既卒から契約社員になった場合のデメリットと契約社員で妥協すべきでない理由を解説しています。
既卒でとりあえず契約社員になろうと考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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既卒は契約社員で妥協すべきでない理由
正社員としてなかなか採用されないと、とりあえず契約社員で働こうと思うかもしれません。
しかし、既卒者はそれだけの理由で契約社員で妥協すべきではありません。
契約社員で妥協しない方がよい理由を解説していきます。
- 入社後の転職で不利になる可能性があるから
- そもそも社会人経験なしOKの正社員求人もあるから
- 若いならポテンシャルで満ち溢れているから
入社後の転職で不利になる可能性があるから
契約社員として働いた経験は職歴として評価されにくい傾向があります。
契約社員は、正社員と異なり契約期間が決められているため、携われる業務に制限があったり、重要な仕事を任せてもらえない傾向があります。
そのため、契約社員の職歴は評価されにくいです。
また、契約社員として働いていれば、当然ですが年齢が上がります。
企業側は伸びしろがある若い人材を求めているため、年齢があがるほど採用されにくくなってしまいます。
そもそも社会人経験なしOKの正社員求人もあるから
企業の中には社会人未経験の人を対象にした求人も多数あります。
中には正社員として採用されないため、とりあえずのつなぎとして契約社員で働こうと考える人もいるでしょう。
しかし、わざわざ職歴として評価されない契約社員になっても、年齢が上がって就職しにくくなってしまうくらいであまりメリットはありません。
理由があって契約社員を希望しているなら構いませんが、正社員になりたい気持ちがあるなら最初から未経験者でもOKの採用を目指した方がその後の生活が安定します。
若いならポテンシャルで満ち溢れているから
企業はポテンシャルが高い若手を採用したがる傾向があります。
スキルや経験がなくても伸びしろに期待して採用してくれる可能性があるのです。
若いうちならスキルや経験がないことはそれほど問題になりません。
しかし、年齢が上がってしまうとポテンシャルや伸びしろの面で期待できないと考えられてしまい、「年齢が高い」というだけで不採用になってしまう可能性があります。
正社員を目指すなら、ポテンシャルの高さに企業が期待してくれる若いうちの方が有利です。
既卒が契約社員になるデメリット
では、既卒が契約社員になると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
以下で解説していきます。
- 雇用に対する不安がずっと払拭されない
- 辞めるタイミングがわからなくなる
- 正社員に比べて収入や福利厚生が劣る
雇用に対する不安がずっと払拭されない
正社員が基本的に無期限の雇用契約なのに対し、契約社員は期間が定められた雇用契約です。
1年などの契約期間が終われば、基本的にそこでの仕事は終了となります。
もちろんお互いの条件が合えば契約を更新して働けますが、いつ契約が切れるか常に不安がつきまといます。
働いていても、いつ職を失ってしまうかわからないようでは気持ちも生活も安定しません。
「契約を更新してもらえるか」を常に心配しなければならないのが最大のデメリットでしょう。
辞めるタイミングがわからなくなる
契約社員になってしまうと、辞めるタイミングがわからなくなるというデメリットもあります。
正社員になるまでのつなぎとして契約社員になる人は、仕事と転職活動を並行して行わなければなりません。
しかし、仕事をしながら転職活動を続けるのはなかなか難しいです。
契約期間や収入のことを考えているうちに、辞めるタイミングを逸してしまう可能性があります。
一度契約社員になってしまうと、そのままずるずると続けてしまいがちなので気をつけましょう。
正社員に比べて収入や福利厚生が劣る
契約社員は正社員に比べて収入が低い可能性があります。
契約内容によっては正社員より高い収入が得られる可能性もなくはないですが、大抵の場合契約社員には賞与や昇給がありません。
また、法律では契約社員も正社員と同様の福利厚生が利用できるとされていますが、契約内容によっては住宅手当が受けられなかったり産休・育休が取れなかったりと、一部福利厚生が使えない可能性があります。
退職金の対象外となるケースが多々あり、収入面・福利厚生面で正社員に劣ります。
既卒が契約社員ではなく正社員求人を探す方法
それでは、既卒が契約社員ではなく正社員の求人を探すための方法をいくつか紹介していきます。
- 求人検索サイトで探す
- 友人・知人のリファラル採用にあやかる
- 就活サービスで条件にマッチする求人を紹介してもらう
求人検索サイトで探す
1つ目は求人検索サイトで求人を探す方法です。
多くの求人検索サイトがあり、インターネットやアプリで求人を探せます。
職種や給与など、希望条件で絞って検索もでき、企業からオファーが受けられる機能などもあります。
たくさんの求人の中から自分の希望に合ったものを探しやすいのですが、自分だけですべて行わなければなりません。
応募したい企業の特徴や詳しい仕事内容などを調べたり、書類を作成したりを1人でこなす必要があるので面倒かもしれません。
友人・知人のリファラル採用にあやかる
リファラル採用にあやかるという手段もあります。
リファラル(referral)とは「推薦・紹介」の意味で、正社員として働いている友人や知人に紹介してもらう方法です。
縁故採用とは異なるため、内定は決定事項ではなく、あくまで選考過程を経てから決まります。
一般採用よりは内定がもらえる確立は高いですが、受からないこともあります。
前もって会社の特徴やなどを教えてもらいやすいので就職後のミスマッチが起こりにくい半面、紹介してくれた人との人間関係に注意が必要です。
就活サービスで条件にマッチする求人を紹介してもらう
就活サービスを利用する方法もあります。
就活サービスに登録すると、担当のアドバイザーがヒアリングのうえ、自分の希望にマッチする求人を紹介してくれます。
求人サイトを使う方法とは異なり、企業との日程調整や書類の作成など、面倒なことを代行してもらえるのが特徴です。
登録は無料で、さまざまな相談にのったり面接対策をしてもらえます。「就活と言われても、何から手をつけてよいかわからない」という人にとっての強い味方です。
既卒で契約社員になりたくない人が使うべき就活サービス
既卒で契約社員になりたくない、正社員の仕事が探したいという人におすすめの就活サービスを紹介します。
- ウズキャリ
- アゲルキャリア
- タネックス
- ハタラクティブ
1.ウズキャリ
対象 | 第二新卒・既卒・フリーター・ニート |
---|---|
就業サポート人数 | 63,110人 |
採用決定率 | 86% |
登録企業数 | 3,000社以上 |
ウズキャリは既卒や第二新卒をはじめとした、20代の若者に特化した就活サービスです。
1人1人の個性を大切に考えたオーダーメイド型の就業サポートによる、マッチングの高さを売りにしています。
独自の基準を基に、ブラック企業が排除されていることもポイントです。
ウズキャリに採用されているアドバイザーは、すべて就活で悩んだ経験があり、求職者目線でのアドバイスをしてくれます。
キャリア教育も提供しており、入社3か月後の定着率は業界トップクラスの96%です。
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2.アゲルキャリア
対象 | 20代 ・第二新卒・期卒向け |
---|---|
就業サポート人数 | 2,000人以上 |
採用決定率 | 95% |
取引企業数 | – |
アゲルキャリアは、最短1週間のスピード内定が特徴です。
独自の仕組みを利用しているため、内定取得までを通常の2倍以上のスピードで進められています。
スピード感がありながら、内定までのカウンセリングや面接対策も充実しています。
回数無制限・完全無料で内定決定まで専任のエージェントが徹底的にサポートしてくれるので、はじめての就活でも安心です。
マッチングの質にもこだわっており、企業を徹底的に研究したうえで必要な情報をすべて教えてくれるので、入社後のミスマッチを極力防げます。
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3.タネックス
対象 | 10代・20代・未経験の若手人材・第二新卒 |
---|---|
就業サポート人数 | – |
採用決定率 | – |
取引企業数 | – |
タネックスは10代・20代の就職や転職に特化したサービスです。
業種・職種未経験者の支援が手厚く、学歴や経験不問の求人が充実しています。
LINEの友達登録するだけで、最新の自分にマッチする求人が届きます。
限定配信の求人もあり、いつでも自分が都合がよいタイミングで求人が探せてお手軽です。
面接対策はもちろん、日程調整や条件交渉なども代行してもらえて、不安があればメール・LINE・電話で相談にのってもらえます。
4.ハタラクティブ
対象 | 20代のフリーター・既卒・第二新卒・大学中退 |
---|---|
就業サポート人数 | 180,000以上 |
採用決定率 | 80%以上 |
取引企業数 | – |
ハタラクティブの求人は8割以上が未経験者OKです。
しかも利用者の8割が、社員数1,000人を超える大企業への就職を果たしています。
プロが丁寧にヒアリングし、性格や希望に合った職を探してくれるうえに、面接対策や履歴書添削もマンツーマンで行ってくれるのが特徴です。
万が一不採用でも、企業に理由をリサーチしフィードバックして、内定まで寄り添ってくれます。
書類通過率が96%以上、内定率80%以上の実績も魅力です。
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既卒が契約社員の求人で見るべきポイント
さまざまな理由から、中には既卒で契約社員になりたい人もいると思います。
そこで、契約社員の求人で注意すべきポイントを説明していきます。
- 市場価値の高いスキルがつくか
- 正社員登用制度があるか
- 生活していくのに十分な給料か
市場価値の高いスキルがつくか
契約社員としての仕事を通じて、専門的な知識やスキルが身につくかどうかを確認しましょう。
契約社員としての経歴は、職歴としてみなされない可能性があります。
しかし、専門性が高い資格やスキルを持っていれば応募可能な求人の幅が広がるので、何もない状態での就活よりも収入も待遇もよい企業への就職が可能です。
そのため将来自分がどのような職業でどのように働きたいのか、自分のキャリアプランをしっかり考えておきましょう。
そのうえで、後のキャリアプランに合う知識やスキルが身に付けられる契約先を見つけることが大切です。
正社員登用制度があるか
正社員登用制度があるか確認しておきましょう。
今は契約社員として働きたいと思ってしたとしても、いつ契約が終了してしまうかという不安感や待遇の面から正社員をめざしたくなるかもしれません。
正社員登用制度があれば、働いている会社でそのまま正社員が目指せます。
ただし、正社員登用制度があっても条件などが厳しく、実際に社員になれるのが稀なケースもあります。
制度があるか確認するだけではなく、登用実績はあるかや登用されるための条件なども併せて確認しておいたほうがよいでしょう。
生活していくのに十分な給料か
特に1人暮らしの場合は、生活していけるだけの給料が受け取れるかどうかも大切です。
「同一労働同一賃金」により、同じ業務であれば契約社員でも正社員と同等の給与が受け取れることになっています。
しかし、正社員より勤務時間が短かったり、賞与や一時金の支給対象外である可能性もあります。
実際に自分が受け取る給与で生活を賄っていけるのか、きちんと確認しておきましょう。
また、給料が足りないようであれば、副業が必要となる可能性もあります。
給与面で不安があるときは、副業が可能かどうかも調べておくとよいでしょう。
まとめ:既卒が契約社員になるのはおすすめできない!
今回は、既卒で契約社員にならないほうがよい理由と既卒から契約社員になった場合のデメリットを解説しました。
併せて既卒から正社員の求人を探す方法やおすすめの就活エージェントを紹介しています。
既卒で契約社員になろうか迷っているなら、この記事を参考に正社員の内定を勝ち取ってください。